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音楽多め

【REVIEW】brakence『punk2』(2020)

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インターネット上に無数に転がる音源の中でたまに出会える極上の名盤、若干18歳のbrakenceが発表したアルバムはまさにそんな感じでした。

100 gecsの活躍や、A. G. COOK等が関わったCHARLI XCXの最新作『How I'm Feeling Now』などがきっかけで世界的に徐々に勢いを増している新たな音楽ジャンル<HYPER POP>。brakenceもそんな流れの中で目にしたアーティストの一人だった気がします。

アコースティック・ギターやシンセの美しいメロディーに、トラップ調のブーティーなベースとドラム、ピッチ調整されたボーカルとコーラス、もうまさにハイパーなポップス。エレクトロやダブステップにエモトラップ的な要素を組み合わせた様な楽曲が多いのですが、ラスト30秒がポスト・ロックに変化する「fwb」や、突然メロディック・パンクの様に駆け抜ける「prozac」など、彼の中から溢れ出る無尽蔵のイマジネーションが炸裂しています。

以前ご紹介した謎のアーティストloginも客演参加。本当に末恐ろしい才能を感じますね…、マジで最高の一枚です。

brakence - fwb (Dir. @DanielJordanK)

prozac

https://www.instagram.com/brakence/

BLM (@brakence) | Twitter