【REVIEW】John Wizards『John Wizards』(2013)
バンドとしては数枚のシングルとこの1stアルバムだけを残して消えてしまった南アフリカはケープタウン出身の7人編成バンドJohn Wizards。
2010年代初頭にHonest Jon'sが再発して世界で話題となった南アフリカの高速ダンスミュージックShangaan Electroをインディーロックに組み込んだ唯一無二のサウンド「Limpop」は当時とにかく衝撃的で一部でけっこう盛り上がった気がします。
John Wizards - "Limpop"
その他の曲もサウスアフリカン・ハウスやアフロ・ポップにチルウェイヴやインディーロックを取り込んだ素晴らしい楽曲ばかりで、ダンスミュージックあり、アンビエントあり、ソウルあり、ロックありの今聴いても本当に新鮮なアルバムだなって思います。ライブ映像もメチャかっこいいんですよね。
John Wizards 'Ama' - Boiler Room LIVE Show
John Wizards - Lusaka By Night (Live)
元々、中心人物のJohn Withersから名前が取られているので現在は恐らく彼のソロ名義として活動してるみたいです。Zero 7のREMIXや、以前最新作を紹介したCLAP! CLAP!の2ndアルバムにも客演参加、最近だとKaitlyn Aurelia SmithのREMIXもやってました。
もちろんその辺も良いんですが個人的にはまたバンドとして復活して欲しいんですよね…。