TRUST NO ONE

音楽多め

【REVIEW】RAY『Pink』(2020)

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最近はもう何年もライブに足を運ばなくなってしまいましたが、自分はアイドルも曲が好きならば聴いたりするタイプでして。最近久々にアイドルで面白い音源だなと思ってRAYをよく聴いています。

元々「・・・・・・・・・」という正式名称もない(仮にドッツトウキョウとか呼ばれてました)、個人の名前や顔も出さない非常に尖ったアイドルグループがいまして、2019年に解散したんですがどうやら彼女たちはその残党なのか、運営の方が関係者かみたいですね。

・・・・・・・・・は『         』(『』内は半角スペース9個)と『point』という二枚の素晴らしいアルバムを残しましたが、今作にも『         』から「サテライト」と「スライド」という名曲が再録されていました。

音楽としてはシューゲイザー/ドリームポップ、エモ、パンクに加えてエレクトロな要素も非常に強くて、Saint Marie Records辺りで盛り上がっていた比較的若いシューゲイザーバンドの流れとちょうどリンクするような動きなのかなと思います。それを証拠にテキサスのシューゲイザーバンドRingo Deathstarrのメンバーや、日本のFor Tracy Hydeのメンバーが楽曲提供もしていましたね。他には「GENERATION」というUKメロディックっぽい曲が個人的には懐かしい感じがして好きでした。

ライブ映像はパフォーマンスの部分がもう一歩突き抜けて欲しいなという感じがしたので自分がアイドル現場に返り咲くのはまだもう少し先になりそうです。

RAY 1st Oneman Live「birth」ダイジェスト版アーカイブ

RAY (@_RAY_world) | Twitter